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ブロぐるめ!の特集/連載 : カメラ
2012.01.20第6回:「art な foods の Diary」Art-Foodsさん インタビュー
art な foods の Diary
管理人:Art-Foodsさん
Art-Foodsさん
あれは2年ほど前のこと。ブロぐるめ!に新しく登録されたフォトブログを見て、編集部に激震が走ったのを覚えている。

ブログの名前は「art なfoodsのDiary」。運営しているのは自らを”おやぢ”と呼ぶお茶目な男性。料理がお得意なようで、外に出かけたりお家ごはんを作ったりしてはかなりの頻度で更新されている。そのひとつひとつが、毎度毎度眼を瞠ってしまうほどにバチッと決まっているのだ。

さらに豊富な知識をお持ちで、それらを嫌味なく文章に散りばめる軽快な語り口にやられてしまう。かなりのコダワリを以ってブログを創っているだろうに、読み手を萎縮させない適度な力の抜き加減が実に心地いい。

いつかこの方に「Iラブマイカメラ」のインタビューをお願いしたい、その願いがついに叶いました。
「art なfoodsのDiary」のArt-Foodsのご登場です。
Art-Foodsさんはどんなカメラを使っていますか?
COOLPIX-P6000
COOLPIX-P6000
メインは Nikon D40 と D300 のデジタル一眼レフ二台です。

いつもカバンに入れて持ち歩いているのはNikon COOLPIX P6000 というコンパクトデジタルで、イザというときにはサブカメラというものを超えた描写で助けてもらっています。

以前は CONTAX i4R というモデルを連れ歩いていましたがNikonの登場で最近ご無沙汰になってます。ツァイスのレンズの描写が素晴らしいので復活させようかな~なんて思ってるんですけどね。

あと最近多用しているのがスマホに搭載されているオマケデジカメ(笑) INFOBAR A01 というデザイン優先モデルですが、ときどきアッと驚く写りで侮れないものを持っていますよ。
INFOBAR-A01
INFOBAR-A01
そのカメラを選んだ決め手や、カメラの魅力を教えて下さい。
Nikon-D40+NIKKOR24mm...
Nikon-D40+NIKKOR24mmF2.8
Nikon-D300+TAMRON-27...
Nikon-D300+TAMRON-272E
銀塩フィルム時代から一眼レフはNikonを中心に使っていましたが、しばらく写真から遠ざかっていた時期がありましてね、その間に時代はデジタル化してしまっていました(笑) で、慌ててMINOLTA製のコンパクトなデジタルカメラを購入して撮影しているうちに、また写真の面白さに気がついて「本格的に一眼レフでフォトライフを再開しよう」と決心したわけです。デジタルになってもそのまま使える交換レンズが一番手持ちの多かったNikonでいいでしょ…と、あまり深く考えずに気軽なD40を購入して使っていました。

そして経験を重ねるうちにもう少し深い表現力や機能も欲しくなってD300も加えました。ハイアマチュアからプロフェッショナルまでもが使うカメラですからボク程度の写真のウデならオーバークオリティーなことは解っておりましたが、やはり使ってみると全てがプロ仕様で、新型が出ている現在でもそう買い替えの必要を感じないほど、完成度や満足度の高いカメラですね。このイカツさがハッタリをかましてくれるので(笑)D300で撮影しているとお店の方が逆に気を遣ってくれるという思いがけない長所も発見しました。

ただ面白いのはD300を使いだしてからD40の良さもよく理解出来るようになったことです。画素数は600万画素と貧弱なように感じますが、実際撮影されたものを見るとやはり一眼クオリティーですし、コンパクトカメラで撮影されたものとは次元の違う画像なのですよ。今もプラリと出かけるときのお伴はD40、軽さと取り回しの良さが映像の質をあまり犠牲にしていないところが気に入っています。もうかなり長い期間使っているので、よりスペックアップした新型後継機もいいなあと思っているところです。

COOLPIX P6000 にはGPSデータのマップ機能がついているので気まぐれに行ってみた場所を後で正確に把握するのに便利です。自分の記憶がどれだけいーかげんかということを知らしめてくれるのも有難いような、そうでないような(笑)
撮影する上でのこだわりなどはありますか?
あさりと九条葱の塩ラーメン COOLPI...
あさりと九条葱の塩ラーメン COOLPIX-P6000で撮影
葉ボタン INFOBAR-A01で撮影
葉ボタン INFOBAR-A01で撮影
料理の写真ではよくシズル感の表現技術がクローズアップされていますが、それに加えて空気感というかその場のフンイキみたいなものが画像に凝縮されるといいなあ…と常々思ってはいます。一枚のフォトからその場の匂いや音までが漂ってくるようなものは、やはりそのお料理にヒトカタナラヌ思い入れがあったり、お店の経営者の人となりが好きだったり、または自分が実際に誰かのために心を込めて作ったものでないと、そこにそうしたイメージをインプットすることは難しいと思うんですね。

だからお料理を作って下さった方の心遣いを損なわないように、或いは自分がこの料理を食べてほしい方への想いを込めて、そのお料理の一番美しい部分…五感に訴えてくる全てですね…これを引き出せるようにコチラも真剣に対峙するわけなんですよ。

なんだか精神論みたいになっておやぢくさいかもしれませんが(笑)そういう心構えでカメラを構えてシャッターを切れば必ず乗り移ってくるものです。だからヨッパになるつもりのときは最初っから写真を撮りませんね、お酒にも愛を込めたいですから…特にこだわってますね、この部分(笑)
他にも工夫されていることはありますか?
ツバメちゃん雨中の給餌 D300で撮影
ツバメちゃん雨中の給餌 D300で撮影
宝塚ロール D40で撮影
宝塚ロール D40で撮影
冷たいお料理はまだ余裕がありますが、困るのは熱々のお料理。最高に美味しい瞬間を逃したくない…つまり早く食べたいので(笑)サッサと撮影を終わらせて自分の欲望を満たしたいわけですが、もちろん同時にそれは写真としてのポイントも衝いているわけでしてね、事前に準備できることは予めセッティングしてから最後にポンと料理を並べるようにしています。

お店で食事を頂く場合は、料理が提供されてからカメラの設定などをイジって遅れが出ないように、やはり露出の補正とか背景に写りこむ小物の位置などを確認しておきます。一眼レフを持ち込みたくないプライベートな席ではコンパクトカメラが活躍してくれますが、同様に料理を待つ間にテスト撮影は必ず行ってモニターで確認しておきます。安易に撮れそうなコンパクトですが意外にピントが合わなかったり店内照明に引っ張られて適正な露出が得られない場合も多いものですから。

あと何人かで卓を囲む場合は写真を撮りやすい席を真っ先に確保するというズルもけっこうやりますね、何気なく(笑) きっとソレに気づいていない人がほとんどだとは思いますけど。

お気に入りの写真が撮れた記事を2つ紹介して下さい。

冬至と『南瓜のマセドアン』
富士山や風景のフォトならお気に入りがいっぱいあるんですけど…(笑) ナルシストなんですかね~捨てがたい料理フォトばかりで困っちゃいます。まあその中でも印象に残っているものは…

ヨケーなものは写さずに料理だけをズバリ撮った一枚ですが、冬至カボチャのほっこり感とか甘さや、ベーコンの薫り・ソースのネバリ感・パセコンの色彩効果といったものが、本格的に冬に入り始めた午後の光の中でボクの心情テキ風景にビビッとキてしまうんです。思い入れが強過ぎますか?(笑)いえ、カボチャはオンナコドモの好むもの…という既成概念を覆す料理であることも面白いでしょ。

Nikon-D300+TAMRON-272Eのコンビ、リビングに入ってくる自然光での撮影です。
合格祝いは震度6強のスペシャルで
東日本大震災の計画停電期間中に、住んでいる富士宮市で起きた忘れもしない震度6強の大地震。

夕食のフォトは平凡なものですが、デザートを食べている時にその地震が発生したのでローソクの明かりで宴エンディングを続行…当時のキンチョー感のある暮らしがよみがえってくるという意味でラストのクラ~いフォトが印象に残っています。

常に手許に置いてあるNikon-D40+TAMRON-A16のコンビで撮影しました。

どうもありがとうございました。最後に、写真が好きだと思うブログを3つあげてください。

:Haru
静岡県東部の沼津から発信する美味しい食べ物や旅の記録。細かいところまでよく観察されていて地元ガイドとしても楽しく拝見しています。
異邦人の食卓
写真の技術云々より「見たい・見せたい」というキモチが伝わる画像がたくさん。文章がキチンとしているのも魅力です。
あなたのかわりに・・・
とても活動的なお方のようで、ボクの行動エリアとかなりカブっています(笑)センスのよいフォトと詳細な説明が素晴らしい。インスパイアされてます。

編集部からのコメント

さてそんなArt-Foodsさんが、車の総合情報サイト「オートックワン」で、ブロガーライターとして活躍することになりました。ブログを飛び出した彼がいったいどんな記事を放つのか楽しみですね。

Art-Foodsさん、どうもありがとうございました!
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