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ブロぐるめ!の特集/連載 : カメラ
2009.04.13第2回:「B’s Blog」すずきBさん インタビュー
B’s Blog管理人 すずきBさん
管理人すずきBさん
すずきBさん
一記事につき写真は一枚のみ。しかも使っているカメラはケータイに内蔵のものだそうだ。何気なく撮られているように見えるのに、なぜかその場の雰囲気や料理の味までが伝わってくる。

そのブログは「魂のワンスプーン」「嗚呼!花の料理人」など、数多くの料理系番組を企画された、放送作家すずきBさんの「B’s Blog」。さりげなさの奥にある、写真へのこだわりをうかがってきました。
すずきBさんはどんなカメラを使っていますか?
実は、ブログの写真はすべてケータイで撮っ...
実は、ブログの写真はすべてケータイで撮っ...
実は、ブログの写真はすべてケータイで撮っています。機種はP-01Aというやつ。5.1メガピクセルあります。
もちろん本物のデジカメにはかなわないけど、ケータイにしてはじゅうぶんな写真が撮れてると思います。
そのカメラを選んだ決め手や、カメラの魅力を教えて下さい。
なぜケータイを使うのか?に関しては、いく...
なぜケータイを使うのか?に関しては、いくつか理由があります。

まず、「場の雰囲気を壊さない」こと。人と食事しているときに、おもむろにカメラ出して構える…ってのが、どうもその場の空気というか“流れ”みたいなものを止めてしまうような気がするんです。ケータイだと、それほど影響がないように感じる。だから枚数もあまり撮りません。2,3枚か、多くても5枚くらい。その分後から「しまった、いい写真が撮れてない!」ってことも多いのですが(笑)。

それから「いつも持ってるから」ってのもある。カメラを持ち歩こうとすると、忘れちゃうことがあるでしょ?ケータイなら常に持ち歩いてるから。あ、意外とこの理由が大きいかも(笑)

あとは、ケータイがブログを書く流れの中に組み込まれちゃってるから。「今日ブログ書こう」と思ったら、帰る道すがらにケータイから写真をアップして、家についたら文章を書く…っていうのが、ちょうどいいリズムになってるんですよね。
撮影する上でのこだわりなどありますか?
ケータイとはいえ、撮るからには美味しそう...
ケータイとはいえ、撮るからには美味しそう...
ケータイとはいえ、撮るからには美味しそうに見えるほうがいいですから、そのためのちょっとしたテクニックというか、こだわりみたいなものはあります。

まず、ケータイは手ぶれに弱いので、しっかり固定してやること。空いている方の手で必ず“支点”をつくるのがポイントです(写真参照)。

それから撮影モード。「接写」にした上で「ナイトモード」に設定する。このモードにすると、光を多く取り込むので、料理の表面の「ツヤ」が写るんです。料理番組を数多く手がけて来た経験から、美味しそうに見せるには「ツヤ」が大事だと学んだので(笑)

他にも、料理番組から得た知識はあります。例えば遠近感というか、奥行きを表現すると美味しそうに見える。パスタや肉などはフォークで持ち上げて、そこにピントを合わせ、奥に皿が写っている、という感じですね。
それから構図も大事。料理だけでなく、店の雰囲気を感じさせるようなものを写真の中に少しだけ入れておく。例えば店内の雰囲気とか、丼や皿に刻まれた店名のロゴとか。これだけでぐっと臨場感がでる。

僕の場合、「後から見た時にヨダレが出るか」ってのを、ひとつの基準にしてるんです。その場の空気とか感情とか全て含めて、食べた時の感覚がリアルによみがえってくる。と、口の中にヨダレがあふれる(笑)。それが一番大事。もともと、美味しいものを食べた時の感動を忘れたくなくて始めたブログなので。

お気に入りの写真が撮れた記事を2つ紹介して下さい。

エム・ドゥーエ(恵比寿)
料理が美味しそうなのはもちろん、ちゃんと奥行を感じ、見えない部分まで、いい感じの店だな、と想像できるのがいい。
丹虎(松見坂)
たまたまカウンターの色が黒だっただけなのだが、まるでスタジオで黒ベッチンバックで撮ったような背景がいい。そして、湯気がたっていて、タレがたれていて、臨場感あり。見てるだけで、今まさにホルモン食べるぞ、って思ったあの瞬間がよみがえる。

どうもありがとうございました。最後に、写真が好きだと思うブログを3つあげてください。

I Love Camera
「ラーメン王石神秀幸 神の舌を持つ男」
料理だけじゃなく、店内や外観の写真もあって情報量が多い。臨場感が伝わってくる。
I Love Camera
「東京カリ〜番長のブログカレー」
たぶん僕と同じく携帯で撮っていて、しかも使う写真の枚数も少なめ。良きライバル、ということで。
美食の王様 来栖けい
そのまま雑誌に使えるんじゃないかっていうくらい、とにかく写真がきれい。美味しそう、のひとこと。

編集部からのコメント

最近はレストランでデジカメを使う人が結構増えてきましたが、色々な理由があって未だにケータイ派、という人も実は少なからずいるのでは?また、デジカメを忘れてしまって、やむを得ずケータイで…という状況を経験された方は多いと思います。

そんな皆さんは、今回のすずきBさんのお話を参考に「ケータイの能力を最大限引き出す撮り方」を是非試してみて下さいね。「これ、ホントにケータイで撮ったの?」と驚かれるかもしれませんよ☆ すずきBさん、どうもありがとうございました!
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